2017年の振り返り
今年も大晦日になったので、振り返ってみたいと思います。
2016年の振り返りは、こちらでした。
やってみたかったことの振り返り
また、2017年にやってみたかったことは、以下のように書いてました。
- Akkaを使ったシステムへのマイグレーション
- AWSを活用した運用環境
- pythonを使ったシステムの構築及び運用(引き続き)
今年1年で、Scalaでスクラッチで作っていたシステムから、徐々にAkka Streamsに移行しつつ、 新しくAkka HTTPを利用したAPIサーバの開発を行っていました。 その内容については、Scala関西 Summit 2017へ参加してきました #scala_ksにもあるように、 Scala関西で話すことが出来ました。 今後は、コアな業務ロジックをScalaへ集約して、Akka Streamsへ乗せて、より柔軟性と拡張性を持ったシステムへと改善していければと思っています。
AWSを活用した運用環境については、1年間AWSでいろいろなサービスを触って、相談しならがら検証していくことが出来ました。 少しづつではありますが、運用環境に組み込みつつ、運用の負担やコストの削減の効果が実感出来るようになりました。 特にAthenaやAWS Batchについては、自分たちのチームだけにとどまらず活用できそうなサービスではありますので、 知見共有の場を持てるようにしていければと思います。
Pythonを使ったシステムの構築については、幾つか制約や課題があり、なかなか進めることが出来ませんでした。 そこでまずはDockerを使ったCI/CDが出来るようにすることを目標に、PythonでのDocker運用事例やベストプラクティス等を集めて 軌道に乗せたいと思います。
自分のスキルや経験について
2017年12月で転職して3年が経過しました。 自分が関わっているプロジェクトについても、新たなフェーズに移行したことで、 改めて自分が何をやりたいのか、出来るのか、出来ないのか、足りないのか見つめる機会が出来ました。
何かしらのシステムを構成する要素は多岐に渡っていて、全部を把握するのは困難になっています。 自分のスキルはサーバサイドが軸になっていますが、それだけでは今後の新しいシステムを作って行くには足りないと考えています。
まずはインプットの量を増やして、シャワーを浴びるようにいろいろな勉強会やカンファレンスに行ってみました。
振り返って見ると、フロント周りはAngular、Vue.js、クラウド周りは、AWS, GCP, Azureを出来るだけ満遍なく、 DockerについてはKubernetesを中心に、その他にもGraphQLやData Visualizationなど、 自分たちのプロダクトをどうやって持っていくか参考に出来そうなのは、気になったら出ていたような感じでした。 参加するだけでは身につかないので、自分で試したりすることで、勘所を知ったり、自分たちにフィットしているかを検証したりしました。 その甲斐もあり、新しいフェーズに移行するにあたって、いくつか提案することも出来ました。
フルスタックエンジニアというと自分自身懐疑的な印象を持っていますが、 サーバサイドだけにこだわらず、顧客の課題を解決するために自分が何を出来るのか考え、 必要なスキルを身に着けていくことで、結果的にそうなっていくのが望ましいのでは無いかと思います。
2018年にやってみたいこと
2018年でやってみたいこととしては、以下のことをやってみたいと思っています。
- Golangを使ったクライアントの開発及び運用
- Pythonを使ったシステムの構築及び運用(リベンジ)
- Alexa Skill or Action on Googleを使ったサービスを作る
Golangについては、社内に実際に使ってサービスの運用までしている人たちがいるので、その人達の助けを借りながら、 今の業務フローを円滑にするツールやクライアントを作っているところなので、それを軌道に乗せたいと思います。
Pythonを使ったシステムの構築については、上でも書いたように一つづつこなしていければと思います。
最後のについては、Google HomeとAmazon Echoを購入して自宅で使っているので、何か自分の為だけのを作って見たくなったからです。
おわりに
福岡や関西やいろんなイベントに行って、twitterやblogでしか知らなかった人にお会いすることが出来て、とても楽しかったです。 来年もまたいろんな場所に行っていろんな人とお会い出来るかと思うと、今から楽しみです。
2018年もよろしくお願いします。