Scala関西 Summit 2018へ参加してきました #scala_ks
はじめに
https://2018.scala-kansai.org/
https://skug.connpass.com/event/100075/
https://skug.connpass.com/event/99741/
去年のScala関西 Summit 2017に引き続いて、参加してきました。
今回は、2日間の開催ということで、1日目のセッションのCfPが通らなかったら、2日目のアンカンファレンスでなにか出来ればと思っていました。
今回は、Akkaを分散トレーシングで見てみよう というタイトルで、仕事で直面したネタをもとにデモをする内容を考えていました。
Akkaを分散トレーシングで見てみよう
https://2018.scala-kansai.org/session/#grimrose
デモで使用したコードは、grimrose/scala-kansai-summit-2018にあります。
CfPが通ったあと、Jaegerについてや、OpenCensusについていろいろと調べ回っていました。
Google Cloud Next ‘18 in Tokyoでは、StackdriverとOpenCensusの開発に携わっている方に、直接質問が出来る機会があってとても助かりました。 その際に教えていただいたのが、以下の動画でした。
その他にも調べていく上で多くのことを知ることが出来ました。
幾つか質問を受けた中で、Akka Streamでも利用出来るのかという話がありました。
もちろんissueは立っているのですが、現在はAkka HTTPのサポートにとどまっています。
なので、自分で頑張るしか無い状況ですが、親となるio.opencensus.trace.Span
をどうやってAkka StreamのGraphに乗せるのかが考えどころだと思います。
あと、今回のCfPのきっかけとなったblogの記事がOpenCensus について調べて試したなのですが、 書いた方が質問に来てくださっていろいろ話すことが出来てとても楽しかったです。
Day1 カンファレンス
今回、3トラックでしかもすべてのセッションが面白そうなので、ホントに悩みましたが以下を選びました。
- 長期的なメンテナンスの必要なScala製システムにおいて気をつけるべきこと
- circeから学ぶ Generic Programming 入門
- ZOZOSUITはScalaで動いてるよ!
- Scala-erにも影響ありそうなJavaの現状まとめ
- DatabricksとSparkではじめる [データ分析/機械学習] 実践入門
- Scala でつくる証券会社とスタートアップ
- 実践GraphQL on Scala
どのセッションも興味深いものばかりでしたが、やはり今回一番のパワーワードは、これでしょう。
Scalaも普及期に入り、いろいろな人が使ってみて様々な使われ方がされて、より裾野が広がったように感じました。
Day2 アンカンファレンス
実は、Airframeハンズオンは、やりたい人が多かったらいいなぁ程度の気持ちでネタ出ししたら、思いの外シールがついてて驚きました。
当日はほぼぶっつけ本番かつ手探り状態で、参加してくださった人に申し訳なかったです。
内容としては、前半に@taroleoさんがAirframe Meetup #1で 講演した内容からAirframeの部分を抜粋した内容を説明して、 後半はQuick Startを見つつ、実際に手元でコードを書いてもらうようにしました。
残り時間は、デモのコードでどのようにAirframeを利用しているか解説していました。
その他のアンカンファレンスのセッションも濃い内容のものが多く、とても勉強になりました。
アンカンファレンスの良さと怖さを体験することが出来てよかったです。
おわりに
金曜日の夜に京都に前乗りして、行きたかった居酒屋に行けなかったので、別の店に行って呑んでました
1日目の朝は、かすうどん
昼は、寿司
夜の懇親会の美味しい写真撮るの忘れて、ずっと呑んでた気が…
2日目は、朝からたこ焼き
そして、お好み焼き
帰る前に箕面ビールを呑んでいこうと思っていたのですが、疲れてしまったのか忘れてて、そのまま東京へ戻りました。
また来年も参加したいと思います。
参加者、スタッフ、スポンサーの皆様、ありがとうございました。